2022/02/07掲載

　父が数年前から夢とうつつの境界線に足を踏み入れつつあります。
　1931(昭和6)年生まれの父は戦前からの模型飛行機マニアで、私もその影響で模型飛行機を始めました。
　実家にはそんな父が軽く半世紀以上の間に収集した数々のアイテムが残っています。
　写真のものは模型飛行機モノのうちエンジン関係のもののほんの一部です。これは昨年に実家を少し整理した際に出てきた物品のごく一部で、既に何点かは処分しましたがまだまだ出てくると思います。
　エンジン模型という意味ではこれらエンジンそのもの以外にラジコン・Uコン(Control/Line)の機体が山ほどあり、非エンジンの模型飛行機としてはフリーフライトの屋外機や室内飛行機の機体が多数、さらにそれらの部品・材料まで、そう簡単に整理しきれない量があります。
　さらにいうと収集癖のある父なので、模型飛行機以外に古カメラ・蓄音機・古レコードなどのAudio/Visual関係も多数。

　残念ながら、既にかつてのような熱意・活力・好奇心などを失った父が、これらのモノたちに自分から触れることは二度と無いでしょう。
　なので、健在の父には悪いですが、これらを今後、ぼちぼち整理しつつ手放しておきたいと思います。
　もちろんすべては父の想いのこもったものであり、子の私にも多かれ少なかれ思い入れはあります。
　当然のように(^^;私が使えるものはそっくり継承しますが、手に負えないものも多数あります。
　私も還暦目前です。このまま維持しても死蔵になり、数十年後には継承者なく単なるガラクタに堕するものも多いでしょう。
　そうなる前に、少しでも有効活用されるよう、これらの大切なモノたちに活用の道を拓いてやるのがよいと思っています。
　

（この項、たぶん続く…）

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